- 暗渠排水の施工方法は『人力施工』『機械施工』の2種類があり、『人力施工』は掘削機が使えない場所で行う施工方法です。
- 機械施工は『トレンチャー掘削』と『バックホウ掘削』の2種類に分類され、機械施工の条件として、まず暗渠排水の末端となる下流に排水が整備されており、排水の深さが確保されていることが必要です。
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Q2:暗渠排水に使用する管素焼土管と合成樹脂管とのちがいは
- 素焼土管は『土』から作られており、『合成樹脂管』は石油から作られています。
- 素焼土管の特性は、管全体が吸水性があり目詰まりがないため長持ちします。
合成樹脂管の方は施工性が良く、疎水材との関係により耐久性が変化します。
Q3:被覆材や疎水材は何がよいか
- 被覆材で良いのは、ヨシや笹・竹などの発酵しないものが適しています。
疎水材で良いのはチップ材、ビリ砂利、火山礫、貝殻などの透水性があるものが適しています。
Q4:重機はどのようなものを使用するのか
土質により異なります。
- 『トレンチャー掘削』は疎水材の量が少なく施工できるので安価となりますが、砂利層のところは施工が難しいです。
- 『バックホウ掘削』の場合は土質には影響されませんが、疎水材の量がトレンチャーの倍程かかるため、高額になります。
Q5:施工費用いどのくらいかかりますか
施工条件によりますので、別途お見積いたします。(お問合せください)
Q6:施工の時期は
出来るだけ雨降りを避けて頂ければ、時期はいつでもよろしいです。
Q7:埋め戻しは、いつ行えばよいのか
出来るだけ土を乾かしてから埋め戻しすることになります。
Q8:暗渠排水工事の寿命
使用している農業機械の重量や管の種類により異なりますが、通常の畑や水田で15年~20年です。